ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2014.8.16 04:37

「運動家、あるある」について


笹さんのブログで、自称保守おっさんが突進して来て、

勝手に耳打ちする話は「運動家、あるある話」です。

そのおっさんは笹さんを自分の側の人間と思い込んで

いて、自分の運動に必ず協力すると確信しています。

わしも何度もそんな経験をしていて、人寄せパンダに

利用しようと接近してくるわけです。

 

やむを得ず少し協力したら、自分の運動は正義だと

思っているから、今度は無断でわしの漫画を自分の

会報に載せたりします。

運動家、あるある」は、右も左も一緒です。

 

断わると生意気な奴と思われて、悪口を言いふらされます。

自分の運動は正義と思っているし、自分の方が愛国者と

思っているから、「客寄せパンダの分際でえらそうに

と思うのが、「運動家、あるある」です。

 

だからわしは運動家が集まる所には行きません。

例え靖国神社だろうと、運動家が集まる日には行きません。

自称保守とはそのような運動家の世間のことなのです。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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